住宅性能評価

構造の安全性
（地震や台風に対する強さ）

地震の揺れや台風による強風などで力が加わった時の建物の強さ（揺れにくさや損傷の生じにくさ）を表示します。

音環境に関する性能
（室内外からの騒音に対する遮音性）

外部に面する窓からの騒音の新入を防ぐ性能や共同住宅等においては上下階、隣接住戸間の遮音性能を表示します。

空気環境に関する性能
（室内空気のきれいさ）

床や壁、造付け家具などに使われる特定された建材から放散されるホルムアルデヒドの量や、どのような換気設備・換気方法を備えているのかなど。住まいの健康面における安全性の高さを表示します。

劣化の軽減性能
（老朽化に対する対策）

コンクリートの劣化・木材の腐蝕を防ぐ防湿・防腐・防蟻処理や、鉄部の防錆処理の実地など、より長く快適に暮らせるように、建物の劣化を起きにくくする性能を表示します。

火災時の安全性能
（火災感知のしやすさ、燃えにくさ）

感知器の設置によって火災を早く知るための対策を施しているか、隣家からのもらい火に対する備えはどうか、など。火災から人命や財産を守り、被害を最小限に抑えるための性能を表示します。

光・視環境に関する性能
（室内の明るさを確保するための対策）

建物の床面に対する開口部（窓など）の面積の割合などを、数値によって表示します。

温熱環境に関する性能
（省エネルギー性能）

建物のどこの部分にどのような断熱材を使用しているのか、使われている窓やドアの気密性能や断熱性能はどうか、などその建物がどの程度暖冷房のムダを抑え、省エネルギー効果を発揮するのかを表示します。

高齢者配慮に関する性能
（加齢などに対する対策）

段差のない床や緩やかな階段の設置、トイレ、浴室、玄関などに手摺りがあるかなど加齢に伴って身体能力が低下しても快適に安全に生活できるよう、どの程度工夫されているのかを表示します。

防犯対策に関する性能
（開口部の侵入防止対策）

住宅の開口部を外部からの接近のしやすさに応じてグループ化し、各グループに属する開口部について、防犯建物部品を使用しているか否かを階ごとに表示します。

維持管理に関する性能
（配管の点検・補修のしやすさ）

給排水管、ガス管等の日常補修が容易に出来るよう、掃除口や点検口が設けられているか、など、長く住むほど大切なポイントとなる配管の維持管理のしやすさを表示します。